2024年4月22日月曜日

Strategy and Diplomacy 1870---1945 (11) by Paul Kennedy 戦略と外交  ( Fontana Press p. 17 )  

Any disruption of trade, whether by a temporary slump or, worse still, war, affected her economy more than those of her more protectionist neighbours.

 いかなる交易の断絶も、それが一時的な不景気によるものであれ、より深刻な、戦争によるものであれ、英国の経済に、英国の、より保護主義的な近隣諸国の経済に対してよりも、影響を与えた。


This basic situation did not alter by the turn of the century, when such states as the USA and Germany were overtaking Britain industrially, for she still maintained her dominance in 'invisibles'; and this trade was even more vulnerable to the collapse of the world economy ( as was shown in 1929--33 ) than that in 'visibles', many of which could be disposed of domestically behind tariff walls.

この基本的な状況は、20世紀に入るまで変わらなかったが、この時、アメリカやドイツのような国々は、工業の分野では英国に追いつきつつあったものの、英国はまだ「目に見えない分野」では優位を保っていた。ただ、この産業は、世界経済の崩壊( 1929年-33年に表面化したような )に対しては、「目に見える分野」における産業よりも、悪影響を受けやすかったが、それは、「目に見える分野」の多くは、関税障壁に守られて国内問題として対処できたからである。


Most British statesmen were well aware that war would inevitably mean a reduction in exports, an increase in imports, a decrease in invisible earnings, and losses of manpower, shipping , etc.

ほとんどの英国の政治家は、戦争が輸出の減少、輸入の増加、目に見えない収入の縮小、さらに人的動員力、輸送などの喪失を必然的に意味するだろう、ということを十分に認識していた。


The preservation of peace was, for an economy such as Britain's ( but not, say, for that of Nazi Germany ), a vital national interest.        

平和を維持することは、英国のもののような経済にとっては( 例えば、ナチス・ドイツのそれにとってではなく )、極めて重要な国家的利益だった。


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