2021年1月31日日曜日

Moominland Midwinter(2)

The snowed-up drawing-room  (2) 

(Pufinn Books    p. 11)


 The sea lay asleep under the ice, 

and deep down among the roots of the earth  all small beasts were sleepimg 

and dreaming of spring.

 

海は氷の下で眠っていて、

大地の深いところでは、全ての小さな生き物たちが眠っていて、

春の夢を見ていました。


* the sea は横たわっていて、その時の状態が asleep でした ( The sea = asleep )


* sleeping は、

  sleep(「眠る」「)の「眠っている」という「状態」を表すので、

『形容詞』に似たものになり、


「形容詞」asleep(「眠って」)を

They are asleep  と使うように(are は「イコール」)、


All small beast were sleeping  のようになります(were も「イコール」)。


ただ、同じ「イコール」でも、


『形容詞』asleep を『主語』They につなげる、

They are asleep の are は『自動詞』で、

 

「眠っている」という「動きの状態」を表す sleeping(『現在分詞』) を、

『主語』All small beasts につなげる were は『助動詞』です。


『助動詞』were は、

「sleep という動きが発生しつつある状態」を表す『現在分詞』sleeping を、

『主語』All small beasts につなげます。


* dreaming of も、

dream of ~(「~の夢を見る」)の『現在分詞』「~の夢を見ている(状態)」です。


** 英語の、日本語には無いパーツ(『過去分詞』、『現在分詞』など)が表すものを明らかにして、英語がどのようにつくられているのかを考えるメルマガ『英語はこうできている』を発行しています(『まぐまぐ!』)。


2021年1月30日土曜日

Moominland Midwinter (1)

The snowed-up drawing room  雪に囲まれている居間 (1)

 ( Puffin Books  "Moominland Midwinter"   p. 11 )           


The sky was almost black, but the snow shone a bright blue in the moonlight.

 空は暗黒と言っていいほどでしたが、雪は月明かりの中で空色に輝いていました。


* snowed :  snow(「雪でおおう」『他動詞』)の『過去分詞』

       『過去分詞』は、「ある時点で、動きにケリをつける」ので、

  「(ある時点までに)雪でおおってしまった」という動きですが、


  『他動詞』の『目的語』は、その動きの「はたらきかけ」を受けて、

  「その時点」以降は、「雪でおおわれてしまっている」という「状態」になります。


  「 ~(の動き)をされてしまっている(状態)」を表す『過去分詞』で、

『受身(受動)』「~される」を表現できます。

   

* the snow が輝いていて、その色が a blight blue でした ( the snow = a bright blue )



   ** 「英語はこうできている」という題名のメルマガ(有料)を『まぐまぐ!』様を通して配信しています。       

『過去形』と『過去分詞』の違いなど、誰もが感じる素朴な疑問を解明することを通して、英語がどのようにつくられているかを明らかにし、英語を断片的に暗記していくという苦労の多い無味乾燥な学習法を変えられれば、という方針に沿って発行しています。