『主語』は「時間の流れ」の”中”にいて(あって)、
done、doing、to do は、「時間の流れ」の”外”にありますから、
done、doing、 to do は、
そのままでは、『主語』に接続することが出来ません。つまり、
そのままでは、『主語』の V「うごき」を表すことは出来ません。
そこに登場するのが『助動詞』で、
『助動詞・人称形』は、
「時間の流れ」の”中”にあって『主語』に接続し、
「時間の流れ」の”岸”を超えて done、doing、to do にも接続して、
「時間の流れ」の”中”と”外”を「橋渡し」します。
(1) done の場合は、
* 『過去分詞』done は、
「これまで」に「~という動き、をおこなってしまった、おこなったことがある」、
という内容なので、
「”これまで”の”実績”」ということになり、
日本語での
「~をした実績が”ある”、実績を”持っている”」という発想と同様に、
『主語』と done を「橋渡し」する『助動詞』は、
have ということになります。
* 『他動詞』の場合は、
** 動きの”主体”が、「これまで」に「~という動きをしてしまった」
反映として、
** その動きを受ける側(”目的語”側)は、
「いま」、その結果として「~ されてしまっている”状態”」
にあるので、
『主語』=「いま、~ されてしまっている”状態”」
の ”=” に当たる『助動詞』は、
be ということになります。
* 『自動詞』の場合は、
たとえば go「行く」の場合、
『過去分詞』gone では、
** 「これまで」に「行ってしまった」という動き、が「完了」し、
** 「いま」、その「結果」としての「いない」という”状態”、が発生しているので、
『主語』=「いま、いない、という”状態”」
の ”=” に当たる『助動詞』は、
be ということになります。
(2)doing の場合は、
『現在分詞』doing は、
「いま」、「~という動き、をおこなっている、おこないつつある”状態”」、
という内容なので、
『主語』=「~という動き、をおこなっている、おこないつつある”状態”」
の”=”に当たる『助動詞』は、
be です。
(3)to do の場合は、
『不定詞』to do は、
「これから」、「~という動きをしようとしている”状態”」、
という内容なので、
『主語』=「これから、~という動きをしようとしている”状態”」
の ”=” に当たる『助動詞』は、
be です。
このように、
done、doing、to do は、
「これまで」、「いま」、「これから」という、
それぞれの時間域の V「うごき」をつくり、
そららのV「うごき」が連動して、
結果的に、
連続する時間のすべてをカヴァーしています。
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