2024年7月23日火曜日

ハンザ同盟の力(1)Forces of the Hanseatic League: 13th -- 15th centuries by David Nicolle (Osprey)

 Historical Background (1)

     歴史的な背景



Rivalry between Germanic - and Slavic-speaking peoples was a feature of the south-western coasts of the Baltic Sea during the centuries preceding the emergence of the Hanseatic League in the mid-13th century.

ゲルマン語を話す人々とスラヴ語を話す人々の間の競合関係は、バルティック海の南西沿岸の特徴だった  /  13世紀半ばのハンザ同盟の出現の前の、数世紀の間。

* preceding   『前置詞』として使われているようです。

         ただ、precede から派生する preceding は、

         通常は、現在のところは、『形容詞』としての用法のみです。

   preceding は、一応は、precede『他動詞』

 の『現在分詞』「(いま、もっか)(~)に先立っている(状態の)」と考えられ、

the centuries< preceding (~)>「(~)に先行する数世紀」の説明関係になります。   

 ただ、concern から派生した concerning『現在分詞』が、「(~)に関する」という意味

の『前置詞』になったように、 

 preceding も、いずれは、「(~)の前の」という『前置詞』とみなされるようになるか

もしれません。 


Quite who lived where before and during the early medieval Age of Migrations, and from then until the appearance of written sources around the 9th and 10th centuries, remains a complex and still sensitive issue.

いったい誰が、どこで暮らしていたのか  /  大移動の中世初期の間とその前に、/  そして、それ以降、書かれた情報源の、9世紀と10世紀あたりの出現まで、/  は, 複雑な、そして今だに微妙な問題のままである。


     As German-speaking peoples expanded into what is now north-eastern Germany during the Middle Ages they absorbed the existing Slav-speaking populations, with little expulsion once these conquests were consolidated.   

  ゲルマン語を話す人々が拡散して、現在、北東ドイツであるところに進出したとき  /  中世の間に  //  彼らは、そこにいたスラヴ語を話す住民を吸収した、 /  これらの征服が安定すると、追放はほとんどおこなわれなかった。   


West of the River Elbe, the Saxons had been conquered  and forcibly converted to Christianity by Charlemagne in the late 8th century.

エルベ川の西では、サクソン人が征服されていて、強制的にキリスト教に改宗させられていた  /  シャルルマ-ニュによって  /  8世紀後半に。


This process was accompanied by the establishment of towns as trading and administrative centres, and at least two of these would later join the Hanseatic League.   

このプロセスは、町 [ 交易および行政のセンターとしての ] の成立が伴われており、少なくとも、これらのうちの二つは、後にハンザ同盟に加わることになった。



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