1873 --- 1973 (1)
The last such divide was crossed exactly a century earlier, in 1873.
そのような分水嶺の、最も時間的に現在に近いものは、ちょうど一世紀前の、1873年に越えられた。
In its economic impact that year's crash on the Vienna stock market was a non-event.
その経済的な影響では、その年のウィーンの株式市場における暴落は、どうということのないものだった。
All it did was to set off short-lived stock market panics in Frankfurt, London, Paris, and New York.
それは、フランクフルト、ロンドン、パリ、ニュー・ヨークで短期間しか続かなかった株式市場のパニックを、鎮静化させただけのものだった。
Eighteen months later the economy throughout the entire western world had however fully recovered.
十八か月後には、西側世界全体の経済が、しかし、完全に回復していた。
But politically the crash on a fairly obscure stock exchange marked the end of the liberal era, the end of the one hundred years in which 'laissez-faire' was the dominant political creed.
しかし、政治的には、かなり不透明な証券取引の暴落は、自由な時代の終焉、’(自律的な調整機能に任せて、介入をしないという)自由放任’ が支配的な政治信条だった百年間の終了、を明確にした。
That century had began in 1776 with its 'Wealth of Nations' by Adam Smith.
その世紀は、アダム・スミス著の「国富論」とともに、1776年に始まっていた。
Within ten years after 1873, the great liberal parties that had marched under the banners of "progress" and "enlightenment" all over the West were in retreat and disarray.
1873年から十年経たないうちに、西側全域で ”進歩” と ”啓蒙” の横断幕のもとに行進した、大勢力の自由を信奉した政党が、後退し、混乱した。
They never recovered.
これらの政党は、復活しなかった。
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