中学一年生で出て来る
* 『否定文』
『助動詞』do( does / did ) + ( not ) + ”動詞原形”
*『進行形』
『助動詞』 be ( am, is, are / was, were ) + (not) + doing(”現在分詞”)
の次に、
中学二年生、三年生では、
『受け身(受動態)』と『現在完了形』が出てきますが、
ここでも、また、
『助動詞』が出てきます。
そして、どちらにも、
『過去分詞』done が出てきます。
*『受け身(受動態)』
『助動詞』be ( am, are, is / was, were ) + (not) + 『過去分詞』done
* 『現在完了形』
『助動詞』have ( has ) + (not) + 『過去分詞』done
『過去分詞』done は、
「これまで」の動き、
を表しますが、
『自動詞』go では、
「(これまでに)行ってしまった」という「実績」(完了)
に加えて、
さらに、
「(その結果、いま)いない」という、「結果」としての「状態」を表します。
albatross(アホウドリ、 信天翁 )という翼の長い大型の鳥は、海面近くの気流に乗って、ほとんど羽ばたかずに数千キロも飛行するそうですが、飛行する姿を船から目撃されることもあります。
The albatross has gone.
あのアホウドリは、行ってしまった。
The albatross is gone.
あのアホウドリは、(もう)いない。
「(これまでに)行ってしまって / (その結果、いま)いない(状態)」
gone / gone
***+++
ーーーーーーーーーーーーー===-----------------------
***has 助動詞・現在形
+++is 助動詞・現在形
@The albatross 時間の流れ→
ーーーーーーーーーーーーー ===------------------------
これまで |いま|これから
現在
「(これまでに)行ってしまった」という「実績」を「持っている」ので、
『完了』の gone は、『助動詞』has「持っている」 を介して
『主語』と結びつき、
「(行ってしまった結果、いま)いない」というのは「状態」なので、
「結果」の gone は、『助動詞』is 「~である(イコール)」を介して
『主語』と結びつきます。
『他動詞』では、
We observe an albatross.
「私たちは、一羽のアホウドリを観察する」
のような
observe「観察する」の場合、
「(これまでに)観察してしまった(実績)」の”結果”が、
『目的語』の側に発生して、
『(その結果、いま)観察されてしまっている(状態)」
ということになります。
We have observed an albatross for two hours. (『現在完了』)
「私たちは、一羽のアホウドリを、二時間、観察してきている」
***for two hours
***an albatross
「< その結果、いま>観察されてしまっている<状態の>」 )
( ***observed 他動詞・過去分詞・受動
「(これまでに)観察してしまった(実績)」
***observed 他動詞・過去分詞・完了
ーーーーーー===------------------------
***have 助動詞・現在形
@We 時間の流れ→
ーーーーーー===------------------------
これまで |いま|これから
現在
An albatross is observed by us. (『受け身』)
「一羽のアホウドリが、私たちによって、観察される」
***by us
「(その結果、いま)観察されてしまっている(状態)」
***observed 他動詞・過去分詞・受動
「<これまでに>観察してしまった<実績>」 )
( ***observed 他動詞・過去分詞・完了
ーーーーーー===------------------------ーーー
***is 助動詞・現在形「~である(イコール)」
@An albatross 時間の流れ→
ーーーーーー===------------------------ーーー
これまで |いま|これから
現在
このように、
『過去分詞』には、
(α)「これまで」に完了した動き(”実績”)、と、
(β)「その結果としの、いま」の”状態”、の、
二つの面があり、
(α)は、『助動詞』have ( has / had ) によって『主語』と接続し、
(β)は、『助動詞』be ( am, is , are / was, were )によって『主語』と接続し、
『主語』の’うごき’を表します。
否定文、進行形、受け身、現在(過去)完了は、
それをつくる
*『動詞原形(~する)』
*『現在分詞(~している状態)』
*『過去分詞(~されてしまっている状態)』
*『過去分詞(~してしまった実績)』
が、
すべて、「時間の流れ」の”外”にあるので、
「時間の流れ」の”中”の『主語』の’うごき’を表すためには、
「時間の流れ」の”中”と”外”をまたぐ『助動詞』を介して、
『主語』と接続します。
以上から、
否定文、進行形、受け身、現在完了という ’うごき’ は、
* ’うごき’ = 『助動詞』 + 「時間の流れ」の”外”の要素
という共通の構造を持っています。
この構造に着目すれば、多様な’うごき’に接しても、混乱することはありません。
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