Meanwhile Moomintroll was laboriously plodding along through the snow.
そうしている間にも、ムーミントロールは、歩きにくい雪の中を、一足一足、進んで行きました。
He went down to the river.
彼は、川まで下りて行きました。
It was the same river that used to scuttle, trnsparent and jolly, through Moomintroll's summer garden.
それは、ムーミントロールの夏の庭を、澄んで楽し気に、勢いよく流れていたものと、同じ川でした。
Now it looked quite unlike itself.
今、それは、同じ川とは思えないものに見えました。
It was black and listless.
それは、黒く、ようやっと流れていました。
It also belonged to this new world in which he didn't feel at home.
それは、彼がほっとできない、この見知らぬ世界のものでした。
For safety's sake he looked at the bridge.
念のために、彼は橋を見ました。
He looked at the mail box.
彼は、郵便箱を見ました。
They tallied with memory.
それらは、記憶のままでした。
He raised the lid a little, but there was no mail, except a withered leaf without a word on it.
彼は、蓋を少し開けましたが、郵便物は無く、一言も書かれていない枯れ葉があるだけでした。
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